これから、弊社が行っている「”新”甲州選挙プロジェクト」について、その立ち上げの経緯や考えていることを書いていきたいと思います。

なかなか表に出てくることの少ない選挙活動のノウハウや山梨の選挙事情について書いていきますので、これから選挙に望む方、次の選挙を目指す議員の方のお役に立てたらと思います。ご質問のある方は遠慮無くお問い合わせ下さい。

■風間、選挙に巻き込まれる!!

候補:「今日、選挙に出る意思を伝えるために、仲間を集めておいたから、そのときの司会をやってね!」

自分:「はい・・・」

参加者:「じゃあ、あとは、司会の風間君が選挙を進めてくれるってことだよね?そうだよね?」

自分:「はい・・・」

と、2013年1月下旬、ひょんなことから4月に行われる山梨市議会選挙に巻き込まれることになってしまいました。

そして、選挙で良く言われる「地盤(組織)・看板(知名度)・鞄(資金)、地縁血縁」がほとんどない無所属新人候補の選対(選挙対策のチーム)を任されることになりました。

そのときは頭が真っ白になりました。

というのは、山梨には「甲州選挙」という言葉があるくらい、無所属新人の戦いは厳しく、そして、選挙と一般人との距離が離れているため、なにをして良いのかがまったく分からなかったからです。そのため、任されたときは正直逃げたい気持ちでいっぱいでした・・・

甲州選挙(Wikipediaより抜粋)

また山梨県は地縁血縁や近所の結び付き強く、経済的・社会的後見を受けるために擬似的な親子関係を結ぶ親分子分慣行が残り、地域によっては集落全体が親戚というところもある。選挙に出馬する候補者はこの内向的コミュニケーションを利用し、県内各所にある町内会や無尽会、地縁血縁をとりまとめて選挙戦を行なうことが多い。
(中略)
事前にある程度の票がまとまりさえすれば選挙運動をしなくても当選することが多いため、マニフェストなど方針を定めない選挙運動を行なうケースが多い。告示後も地縁血縁のみを集めて決起集会を行なう、ポスターの掲付を行なわない、選挙カーではただ名前を連呼するだけという運動がよく見られる。極端な例になると集落ごとに集会で候補者を決めたり、代表者同士で話し合いをして選挙戦にならないようにする地域もある。このため政治知識をあまり持たなかったり方針を明確にしない候補者が当選することがあるため、特に目立った政策も行なえず、その地域の行政サービスが低下するなどの例が発生している。

 

■考え、走り続け、そして、当選!!

ただ、任されたのならしっかりやらないと!と思い、「候補の考えていること・候補が議員になったときの地域へのメリット・候補の想い」をしっかりと有権者に伝える選挙をしようと決意し、動き始めました!!

(「どんな活動を具体的に行ったの?」という点は後日書いていきますね!気になる方はお聞き下さい。)

選挙期間中は、テンションが高まり、山梨市全域を毎日60km自転車で回るなどし、「どうしたら有権者に想いをどうしたら伝えられるのか?」ということを日々考え、実行しました。(そのおかげで、膝を痛め半年ほど通院することになりましたが・・・)

結果的に、1000票の大台を超え、候補は無事当選することができました!!

当選時の写真

 

■そして、「”新”甲州選挙プロジェクト始動」、「選挙コンサル」へ

甲州選挙という言葉があるにも関わらず、たとえ、無所属新人だとしても、候補の想いが届けば、当選できるということが分かりました。下の写真は実際に地域回りのチェックに使用したものです。初めは真っ白な地図ですが、目の前の1人の有権者にしっかりと想いを伝える、その地域に想いが波及する、そして、当選するという、地道な活動の成果を表してくれています。

まだまだ甲州選挙の影響は強いですが、この地図のように、少しずつでもしっかり自分の考えを有権者に伝えることができる議員が地域に増えてくれば、山梨はもっと良くなる!そういう人をもっと増やしたい!と思い、「選挙コンサル」を名乗り、活動を始めました。

その後、2013年11月に行われた甲州市議会選挙においても無所属新人の候補をサポート(当選)したり、政治活動の部分に限っても数名の市議会議員のコンサルティングをさせて頂けるようになりました。

そういった活動をしていて思ったことは、「選挙は面白い!」ということです。まだまだ甲州選挙の影響で、議員と市民との距離は遠いです。そのため、議員の仕事が良く理解されていません。しかし、逆に言うと、これからの議員像を自分たちで創っていけるということです。

人口の少ない山梨県。地域のリーダーである議員が変わると地域も大きく変わると思っています。

「山梨の議員は、市民の声を聞き、そして、しっかりと自分の想いを有権者に伝えている!」と言われるような、「”新”甲州選挙」の文化を創っていきたいと思っています。

これから少しずつ、選挙対策として行ってきたことや山梨の選挙事情、そして、議員や選挙の未来について感じていることを書いていきたいと思っています。よろしくお願いします。

全体像

投稿者プロフィール

風間 正利
風間 正利
株式会社おせっ甲斐、代表取締役の30歳。「山梨でなにかやりたい!」という想いが強くなり、大学院修了後山梨に戻り、甲斐の国・山梨を良くするまちづくり会社「おせっ甲斐」を設立。現在は海外事業の共同代表として、ニュージーランドと日本を往復しながら、半球をまたいだ二拠点事業の仕組みを構築中。一方、仕事の傍ら、早朝勉強会「得々三文会」を立ち上げ、熱い想いを持った人の話を聞くことに夢中。