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海外に資材を輸送(船便)するときに気を付ける6つのことを備忘録的にまとめました。

もし資材を送る方がいましたら、参考にして頂けたらと思います。しかし、あくまでも備忘録であり、実際の実務を行うときはケースバイケースのため、参考程度にご覧ください。

まず、本日はチームに関して2つのことを紹介します。

1.どのようなチームと役割で動くかの確認

チームと役割分担の確認は必ず最初にやっておいた方が良いと思います。大量のものを輸送しようとすると、下記のように関係者が出てきます。

・運送業者
・梱包業者
・資材業者
・その他

運送業者の方が「すべてうちに届けてくれれば、あとは梱包と輸送もすべて行いますよ!」と初めに言ってくれれば良いのですが、そうならないこともあります。そのときはチームで動くことになるため、誰がどのような役割で動くかの確認が必要です。

2.指揮系統をどのようにするかの確認と連絡網の作成

次は、指揮系統を明確にしていきます。

たとえば、資材を加工してくれる業者はできたものをどこに送れば良いのか、そのときに加工業者とは誰がやりとりをするのかといったことです。連絡体系が整わないと、やりとりに無駄が生じます。たとえば、加工されたものが梱包業者のもとに集められ、そこから運送業者のところに運ばれる流れだったとします。しかし、指揮系統が不明確だと、自分が加工業者に連絡をし、そこで出た疑問を梱包業者に連絡して再度、加工業者に連絡をしなければなりません。加工業者が梱包業者に直接連絡をすればスムーズです。

そのため、

・誰がどこに連絡をするべきか
・そのときになにをチェックするのか

といったことは最初に確認をし、連絡網を作成しておいた方が良いです。何社かが絡むと、遠慮をする方も出てきて、「え、なんでそれを確認しなかったの?」「だって、○○さんたちの役割だと思って・・・」というやりとりを実際に体験しました。

個人的には、輸送物が到着次第、それらの写真を全員で共有したり、梱包前に必ず現物の前でミーティングを行うとぬけ漏れや数量の間違いがなく確実だと思います。

次回に続きます。