こんにちは、おせっ甲斐大学学長の風間正利です。
5月23日に第1回おせっ甲斐大学「これからの山梨の議員の情報発信はどうなるの?」を開校しました。
いきなりのマニアックなテーマだったのですが、現役の議員の方、都内からGIS(地理情報システム)の専門家の方が来て下さるなど、密度の濃い会となりました。
せっかくですので、議論のもとになった、実際のデータをお見せしますね。
実際に起こった議論や考察などは、後日書きます!
山梨の議員のWEB活用率は低い??
上記の画像のように、山梨の議員のWEBの活用率は高くはありません。
実際に、各市町村のWEBでの情報発信状況を見ていきましょう。
やはり、あまり高くはありませんね。
なぜ、このような状況が続くのか??
それでは、なぜ、このような状況が続くのかを、WEB以外での情報の取得方法から考えていきましょう。
- (地域活動、所属団体などで)議員と直接話す
- 辻立ち
- 戸別訪問
- 勉強会/報告会
- リーフレットなどの資料
- 本会議、委員会
- 議会広報
- 議会議事録
- 議員を知っている人から、聞く
WEB以外で情報を仕入れるとしたら、このような感じだと思います。
ただ、これらの方法で情報を取得することは有権者にとって敷居が高いように思います。
- 誰でも手軽に見られるツールである
- アレンジが容易で活用方法が多様である
- 直接有権者とのやりとりができる
というWEB(HP、ブログ、Facebook、twitterなど)の特性を考えてみても、WEBで情報発信をする方が議員も楽なのではないでしょうか?
情報発信の意味は??
ただ、上述したようにWEBの活用率は高くはありません。これだけWEBが手軽に使用できるようになったにもかかわらず、活用されない理由はどこにあるのでしょうか?
- アナログな活動で情報が行き渡っている?
- 議員/有権者がWEBの使用方法を知らない?
- そもそも、議員も有権者も情報発信を必要としていない?
甲州選挙という言葉がある山梨県。
選挙/政治が変わると山梨も大きく変わっていくと思います。
お節介ですが、おせっ甲斐として、まずは「議員の情報発信」に焦点を当てて、山梨の政治や選挙の現状、そして、未来を考えていけたらと思っています。
今後ともどうぞよろしくお願いします!
データ取得方法について
※ HP、ブログ、Facebook、twittertのどれか1つを所有している場合、 WEBを活用しているとみなした
※ 2014年4月30日現在、「氏名 市町村名」でgoogle 検索をし、2ページ目までに所有ページが表示された場合、所有しているとみなした
※ 議員個人の所有ページを対象としているため、政党などが作成したページは除外している
※ 議員の年齢は選挙時に広報などに記載された年齢に、選挙年と2014年との差分を足しているため、生年月日によっては1歳ずれている可能性がある
※ 上記の方法で行うため、検索表示設定などにより、表示されない場合があり、実際の所有状況とはずれが生じている場合がある