- こんな人にオススメ!
- ・勉強会/ワークショップを開催している方/開催を考えている方
・開催している勉強会を幅広く認知してもらいたい方
勉強会をあらわす、「一言コンセプト」の大切さ
今回は、勉強会の「一言コンセプト」の大切さの話をします。今では毎回30名前後の方が来て下さる「得々三文会」という早朝勉強会を150回、依頼を受けた企業の勉強会立ち上げや実施、理事を務めるNPO法人のワークショップ、議員の勉強会の設計や実施などを併せると300回以上の勉強会やワークショップに携わってきました。
その中で、集客につながったり、認知度を高める上で簡単にできて効果が高かったのが、「一言コンセプト」の設定でした。
- 今回のポイント!
- 会の終了後に、「私は、こんな勉強会に行ってきたよ!」というアクションを参加者が取って頂くと、会の内容が広がりやすい。ただ、思っている以上に、その会の説明は難しい。そこで、一言コンセプトを設定しておくと、参加者は会の説明を容易にすることができるようになり、会の認知度も高まっていく。
「一言コンセプト」があると、人に伝えやすくなる
たとえば、毎週火曜日に開催をしている早朝勉強会「得々三文会」では、「『視野と繋がりを少し広げてから職場へ行こう!!』をコンセプトにしている早朝勉強会です」という、説明文を用いています。
また、ある議員の勉強会では、「『政治って難しいし、自分には関係ない!』と思っている方も多いと思います。『政治を身近に、甲府を大好きに。』をコンセプトにした、ミニ勉強会のお知らせです」という文章を使用するようにしました。こちらの勉強会は、今では毎回20-30名前後の方が来て下さるようになりました。ちなみに、冒頭の写真もこの会です。
そうすると、下記のように、Facebookなどで参加報告を書いて下さる方も増え、「○○さんのFacebookで見て面白そうだから参加をしました!」という新しい参加者の方も現れました。
- 実例1
- 「視野と繋がりを少し広げてから職場へ行こう!!」をコンセプトにした朝の時間を有効に活用する「得々三文会」に参加しています。本日の第154回目の発表者は、○○さんです。○○さんの□□の話はとても面白いです!
- 実例2
- 「政治を身近に、甲府を大好きに。」をコンセプトに勉強会をしている○○市議の勉強会に参加してきました。今回は△△を分かりやすく解説してくれました。
最低限、コピー&ペーストだけでも伝わる「一言コンセプト」を
人は、自分の活動を他の人に伝えたいものです。しかし、伝える内容を考えるハードルが高いと、発信をやめてしまいます。そのため、「どのような勉強会に参加をしたの?」と聞かれたときに、最低限それだけでも答えになるような「一言コンセプト」を設定しておくことをおすすめします。そうすると、参加者が会の内容を発信しやすくなります。
せっかく会を開くのでしたら、開催するだけに終わらず、終了後の参加者の行動にまで目を向けてはいかがでしょうか?
- すぐにできること
- 「『○○』をコンセプトにした、△△です」という簡単なもので構いませんので、自分が関わっている勉強会の一言コンセプトを設定してみましょう!