人口についての画像の検索結果

こんな人にオススメ!
・情報収集に時間がかかる議員の方
・正しい情報が必要な研究者
・レポートや助成金申請書類などを書く必要がある方

 

信頼度の高い情報を集めてみよう!

今回は、情報収集を効率化するために有効な、信頼度の高い省庁のサイトからデータを引っ張るやり方をお伝えします。この方法は、コンサルタントの先輩から教えて頂き、自分が修士論文を書くさいにも大活躍をしました。また、実際にコンサルティングをしている議員の方からの満足度も高いものでもあります。

今回のポイント!
情報収集はできることが前提で、そこからどういう提案ができるのかが勝負になる。ただ、情報収集に時間がかかるという悩みを良く聞く。そこで、皆様に信頼度の高い情報を簡単に集めることができるようになる方法をお伝えし、積極的な情報発信をして頂きたい。

 

意外に時間のかかる情報収集。個人ブログなどが出てくるとやっかい・・・

情報収集と発信には時間と神経を使います。情報収集をするとたくさんの個人ブログがでてきてさらに混乱をしてしまいます。そして、誤った情報をもとに動いてしまうと、「その情報は本当なの?信憑性はあるの?」と、活動自体に疑いの目を向けられてしまいます。また、情報収集に時間がかかると、情報発信自体が億劫になってしまいます。という、悪循環を良く耳にします。

とくに、今はインターネットで情報を取得することが多いですが、PCが得意ではないという方も多いです。しかし、PCは食わず嫌いの部分もあるため、簡単にできる情報収集の仕方をお伝えすることで、その苦手意識を取り除いて頂きたいと考えています。そこで、誰でも簡単にできる、情報収集のコツをお伝えします。

やり方
やり方は、単純です。Google検索で、「site:go.jp□検索したい用語」と検索をするだけです。□は半角スペース。「」は取って下さい。「検索例 人口

そうすると、下図のような検索結果が出ます。

人口の検索結果

意味としては「go.jp」というドメインを持つ各省庁のサイトから検索用語に関する記事がひっかかります。各省庁のサイト内のものしか表示されないため、信頼度が高いです。

また、これには面白い使い方があります。調べたものを画像検索してみて下さい。ビジュアルで分かりやすいデータを手に入れることが可能です。「画像検索例 人口

人口についての画像の検索結果

そして、それを引用することで、ビジュアルにも訴える情報発信が可能となります。ただし、データを引用などする場合は、「総務省○○調査より」、「○○HPから引用/転載」といったように、出所やURLを明示し、自分の意見ではなく、引用したものであることを分かるようにしておいて下さい。加えて、引用する場合には許可が必要なものもあるため、引用元のHPの注意書きを良くお読み下さい。

情報収集は当たり前のこととし、意味のある提案と実行を!

いかがだったでしょうか?
簡単に公的な情報を仕入れることができるようになったかと思います。

情報収集ができることは前提条件です。その後の、データをもとにした質の高い提案と実行が大切です。しかし、情報収集のやり方が分からない、時間がかかるという悩みも良く聞きます。そして、情報収集をすることが目的になってしまうこともあります。是非、一度この方法で情報収集をしてみて下さい。スピーディーに正確な情報が集まるので、これをもとに、提案や実行のスキームを考える時間を増やしてみて下さい。

ちなみに、「site:city.*.yamanashi.jp 人口」というような、正規表現も交えたりすると、さらに効率の良い情報の取得が可能です。これは、山梨県の全市のサイト内における人口に関する記述を検索するものです。これ以上はマニアックになってきますので、興味のある方は聞いて下さいね。笑

すぐにできること!
ブログや、Facebookなどで情報発信をするさいに、この方法を使って、正しいデータを提示し、そこから自分の考えを発信するということに慣れてみましょう!

追記:平成26年7月8日(火)
こちらの記事が好評だったため、第2弾を書きました。併せて見て頂くと、より効率的に情報を集めることができると思います。
意外に知らない、情報収集効率化のチップス、その2~より地域性の高い情報を集める方法~