メモの取り方

こんな人にオススメ!
・文章を書くのが苦手な人
・議事録を書くことが多い人
・人の文章を添削することがある人

 

ちょっとした工夫でメモの質がアップ!

今回は、筋の通った文章を書くために、単なる箇条書きよりも分かりやすい、簡単にできるメモのコツをお伝えします。

やり方は、パソコンの場合は、スペース「  」やTabキーを使用して、書き始めの位置をずらしてメモを取るだけです。そして、実際に文章を書き始める前に、そのメモの推敲を行います。

専門用語では、インデント(字下げ)スタイルと言うようです。手書きの場合も応用ができますので、試してみて下さい。

今回のポイント!
スペースキーやTabキーを活用して、インデントを使用したメモを書きましょう。それにより、メモの段階で論理構造を意識でき、文章を書きやすくなります。

 

実際に私が書いた、このブログのメモです

自分は議事録を書くことが多く、人の文章を添削する機会も多々あるため、文章を書くコツを良く聞かれます。

しかし、自分も昔は文章を書くことに苦手意識を持っており、恐怖感すらありました。また、書いた文章が自分の意図しないとらえられ方をしてしまったり、支離滅裂な文章を書いてしまっていたため、極力文章を書くことを避けていました。

そういったときに、先輩からアドバイスを受けたのが、今回のメモの取り方です。

先輩:「風間さんはいきなり文章を書いていますか?書く前になにも考えないのですか?」

風間:「簡単な箇条書きをしていますが・・・」

先輩:「それだと、書き続けるのが大変ではないですか?」

風間:「はい・・・結局、なにが言いたいのか分からない文章になってしまいます」

先輩:「文章を書く前に、論理構造を意識してメモを取るとかなり楽になりますよ!」

ということで、今回のメモのやり方を教えてくれました。書き方は実物を見た方がはやいと思いますので、今回のブログを書く前に書いたメモをお見せします。

インデントを意識したメモ

インデントを組んだメモは、頭がクリアになる!

なんとなくですが、直感的に分かりやすくはないでしょうか?

単なる箇条書きですと、言いたいことがすべて並列に明記されてしまいます。しかし、インデントを意識することで、「大切なことはなるべく左に、そして、補足説明などは、右側に」という、意味の濃淡が生み出されます。そういったことを意識してメモを取っていると、メモの段階である意味、目次のようなものができあがります。

そうすれば、あとはそのメモに従って、文章を書いていくだけで良くなります。

また、このように論理構造を意識する癖をつけておくと、「その文章が何を意図しているのか」と、他人の文章も理解しやすくなります。

簡単にできますので、皆さんも是非、試してみて下さい。

※注意
スペースやTabキーを使用した字下げは、使用するツールによっては効果が省かれるなど、完全に再現できない場合があります。そのため、共有するときなどは事前確認をするか、PDFにするなどして、対応をして下さい。

チェックリスト
・文章を書く前にどういったメモを取っているか
・インデントを組んだメモを作っているか