小地域集計から地域のデータを知る
今回は、政策を考えたり、地域分析をさせて頂いた経験をもとに、役に立つ「小地域集計」についてお伝えします。
この記事は、地域のことをもっと真剣に、理想論ではなく、現実的なデータをもとに語る人が増えたら良いと考え、書きました。とくに、議員の方に見て頂き、当たりさわりの良い言葉だけではない、現実に即した政策を考えて頂けると嬉しいです。
地域の情報を分析するときに、国勢調査のデータを使用することは多いと思います。しかし、なかなか思うようなデータが見つからなかったり、さらに詳しい地区ごとのデータがあることを知らない方も多いです。サイト構成が複雑すぎますよね・・・笑
データから、具体的な政策、そして、実行!!
その中で特に、役に立つと感じるのが、「小地域集計」です(下図参照)。
自分が良く使うものとしては、「年齢(5歳階級),男女別人口(総年齢,平均年齢及び外国人―特掲)-町丁・字等」です。たとえば政治活動の場合は、このデータから地域ごとに訴えるポイントが見えてくることがあります。
興味深いものでは、「在学か否かの別・最終卒業学校の種類(6区分),男女別15歳以上人口 -町丁・字等」といった各地域ごとの学歴が分かるものもあります。地域の教育事情も見えてきそうです。
そのほかにも、地域ごとに細かい統計がありますので、様々な角度から地域を考えることができます。実際に地域を歩かれた上で、これらの客観的なデータも併せて活用すると、良いのではないでしょうか。