4afbc913400228954d106e0d80a9b51d_s

こんな人にオススメ!

・もっと想いを伝えたい方
・話を勘違いされてしまいがちな方

 

話の切り出し方で、話を聞いてもらえなくなるのはもったいない

今回は、想いの伝え方について書きます。

政治・選挙活動において政治家と市民の会話の中で、下記の言葉を良く聞きます。
実際に自分も政治活動における戸別訪問で地域のニーズをリサーチしたときにもこの言葉を良く聞きました。

「そんな未来の話よりも、生活に困っている状況をどうにかして欲しい」
「もっと大きな展望を伝えてくれないと、期待は持てない」

この言葉にはどういう示唆が含まれているかと言うと、話の切り出し方で共感度が変わってくるということです。
話を長くすると、「今の現状も良くしたいし、もちろん、将来的にも良くなってもらいたい」とほとんどの方が言います。
つまり、話の切り口を間違えると、そこで終わってしまうということです。

臨機応変に話の切り口を変えよう!

ただ、よくよく考えると、結局は下記のようなプロセスの違いで、まちを良くするという目的は同じです。

「身近な悩みを解消し、その連鎖で将来のまちを良くしていく」
「将来の理想像を描き、それに近づけられるように、今の悩みを解消していく」

経験則ですが、政治家の中には「自分のまちの未来がどうなるかを考えるよりも、すぐに1,000円をもらえる方法を欲しがる人がいる・・・」といったニュアンスの気持ちが見え隠れする人も多いです。
そうなってしまうと、「なんだ偉そうな政治家が。自分は悩みがないから好き勝手理想論ばかり言って・・・」と市民と溝ができてしまいます。それでは、とてももったいないです。

そのため、「個別の話→全体の話」、「全体の話→個別の話」という話の流れを2つ用意しておいて、その場の雰囲気で話し方を変え、想いを伝えていくと良いと思います。