海外に資材を輸送(船便)するときに気を付ける6つのことを備忘録的にまとめました。
もし資材を送る方がいましたら、参考にして頂けたらと思います。しかし、あくまでも備忘録であり、実際の実務を行うときはケースバイケースのため、参考程度にご覧ください。
まず、本日はスケジュールに関して2つのことを紹介します。
3.スケジュールと資材保管場所の確認
海外に資材を輸送する場合は、輸送便の数が少ない場合もあり、予定の便を逃すと1週間以上の遅れが出ることも多いです。加えて、輸送物が大きいと、梱包業者や輸送業者のスペースが足りない場合は、前倒しして資材を手に入れても置き場所がないため、指定された日に調達をしなければなりません。このように、スケジュールをしっかりと調整する必要が出てきます。
そのため、下記を確認しておくと良いと思います。
・「いつまでに資材をどこに調達すれば良いのか」
・梱包、港までの輸送、通関のスケジュールはどうなっているか
・資材の前倒しの調達は可能か調達してもおいておくスペースはあるか
4.海外の港から目的地までの配送方法の確認
次に、日本から輸出する国の港までの輸送の段取りが組めれば一安心ですが、現地の港から目的地への輸送の段取り確認も大切です。たとえば、重い資材であれば、目的地で地面まで降ろしてもらうところまで依頼するのか、降ろす作業は自分たちで行うのかといったことまで考える必要があります。そのように、港からの輸送方法も合わせて考える必要がでてきます。
日本では当たり前にできることも海外では別料金だったり、あらかじめ伝えておかないと行ってくれない場合もあります。日本の感覚で判断せずに、ゼロベースでひとつひとつの作業が望んだとおりにできるかどうかの確認が必要だと思います。