不平不満が出る作業に出くわしたら・・・

「なんで俺がこんなことをしないといけなのか・・・」

「いつまで俺はこんなことをしなければいけないのか・・・」

という悩みを持つことは多いと思います。

自分もそういったことがありました。

以前、とある活動に関わることになり、一番年下ということで活動記録のまとめ、名簿の打ち込み、運営メンバーへの事務連絡などを任されました。事務的な作業が苦手な自分は作業が嫌で仕方がありませんでした。

しかし、紹介してくださった人との関係もあり、「とりあえず」やることにしました。実際に行ってみると、これまで行われていた作業に改善の余地が見えてきたので、名簿のエクセルを工夫したり、メーリングリストを作ったり、連絡系統が分かるような連絡網を作成したりと作業の改善・効率化をはかりました。

相手の立場になって、不平不満を言う自分を見てみよう

そして、あるとき、「その作業を風間にやらせるのはもったいない」と言ってくださった方がいて、別の作業を任してもらえることになりました。

実際に作業に打ち込み、アウトプットを出すことで「自分がさらに活躍できそうな場所を探してくれた」のだと思います。

確かに、自分が同じ立場になったとしても、実際に作業をしている姿やアウトプットの質を見ないと、どの作業が適切かは分からないですよね。そして、不平不満ばかりを言う人には「どうせまた同じように文句ばかり言うのだろう・・・」と、新しい作業を任せるのは躊躇してしまいますよね。

そのときに、「とりあえず、目の前のことを頑張る」ということの大切さを実感しました。

一方、そういった声がかからない場合もあります。そのときは、「技能が向上したのでそれはそれで良いではないか」と考えましょう。ポジティブに考え、気づいていないだけかもしれないので上司に成果とあわせて改善活動のことを報告をしたり、獲得したスキルを持って別の場所に行くことを模索すれば良いと思います。

「なんで俺がこんなことをしないといけなのか・・・」と思うときは、不平不満で視野が狭くなっているときです。そのため、作業を任してくれた人の立場になったり、その作業自体をスキル向上の機会に捉えて、前向きに一歩一歩進んでいきましょう!