「良いプロセスが良い結果を生む」

と言われることが良くあります。

しかし、起業して、

「良い結果がプロセスを正当化する」

という気持ちもあわせて持つことが大切だと気がつきました。

一時期、悩みすぎて動けなくなることがありました。そのときの原因は「良いプロセスが良い結果を生む」というものの考え方に固執していたことにあるように思います。そもそも自分は若く経験が少ないので、良いプロセスを考えるための判断材料少なかったり、考えの精度が低いので堂々巡りをして動けなかったのです。

そこで、活躍しているまわりの社長さんたちと自分は何が違うのかと考えました。そして、その方たちのマインドの中には、「自分がルールを作るのだ」という気概があるのだと気がつきました。というのは、起業をするということは、自分で答えを創り出す必要があるからです。まして、誰も行っていないことをやっている場合は特にその意識は大切です。自分の行動がこれからの人たちの教科書になるという意識で活動をすることが求められます。

そのため、「良い結果がプロセスを正当化する」という強い気持ちとともに動きながら軌道修正していくという考えも必要だと感じました。

そして、その考え方は、「良いプロセスが良い結果を生む」という考えに完全に相反しません。それは、自分しかできない経験を増やしたときに、判断材料も増え、思考の精度も高まるからです。

「良い結果がプロセスを正当化する」
「良いプロセスが良い結果を生む」

両方の考えを意識しながら動いていこうと思います。