たとえば、下記の式でaを増やしたいとします。
式1:a=b-c 式2:a=b/c
そうすると、式1だと、bを増やすか、cを減らすことで達成できます。式2でもbを増やすか、cを減らすことで達成できます。このように、aを増やそうとしたときにどうすれば良いかの答えは何パターンもあるということです。
次に、下記の式ではどうでしょう。
式3:a=b^c (意味はbのc乗)
これはbとcを増やすことで実現できます。しかし、下記を考えてみます。
b=10、c=2
とし、それぞれ1ずつ増やすと、
10^2=100
11^2=121
10^3=1000
というように式3では、cを増やした方がaの増加具合が大きくなります。一気に成果が高まるポイントはどこかと突き詰めることも大事です。
目的の成果をあげるために、どのような要因があるのか、そして、どこをつつけば良いのかをということを客観的に考えるとやるべきことが見えてくるかも知れません。