ここ数年、プロジェクトで使うため、毎日英語に触れています。

英語に触れるのは、大学院受験でTOEFLの勉強をしたとき以来です。

ですが、今回も触れ始めた時期は、あまり面白くはありませんでした。

テスト勉強の弊害ではないですが、「完璧に覚えながら少しずつ使える量を増やす」という考えが抜けず、毎回自分のふがいなさにいらだち、英語を使うことがおっくうでした。

しかし、ビジネスはテストではなく、結局は相手に意図が伝われば良いので、「ゆるく数をこなして結果的に使いこなせる量を増やす」ようなやり方でも良いかなと、ある時から思い始めました。

そう考えるようになってから、隙間時間にスマートフォンの英単語アプリで200語程度のチェック、ウォーキング中や車中でのリスニング教材の流し聞きなど負担なくできることだけをなるべく毎日行うようになりました。

その結果、文献を読むスピードが速くなったり、簡単な会話ならできるようになってきました。そして、英語サイトからの情報収集を楽しみながら行えるようになりました。

また、C Channel代表取締役社長 森川亮氏の書籍で、石川善樹氏との対談をしたとき石川氏が、英語は思考をシンプルに表すためのツールとして活用できるというような発言をされていました。石川氏は英語が苦手であり、だからこそ、英語で表現を考えるとシンプルに考えざるを得ず、自分の伝えたいことが洗練されるとのことです。こういった感覚で英語を捉えたことはなかったので、参考になりました。

一喜一憂してしまう性格なので、こういったように英語はあくまでも思考を洗練させるツールとして使ったり、ゆるく触れることで自然と身につく量が増えれば良いと思いました。