- こんな人にオススメ!
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・もっと想いを伝えたい方
・話を勘違いされてしまいがちな方
話の切り出し方で、話を聞いてもらえなくなるのはもったいない
今回は、想いの伝え方について書きます。
政治・選挙活動において政治家と市民の会話の中で、下記の言葉を良く聞きます。
実際に自分も政治活動における戸別訪問で地域のニーズをリサーチしたときにもこの言葉を良く聞きました。
「そんな未来の話よりも、生活に困っている状況をどうにかして欲しい」
「もっと大きな展望を伝えてくれないと、期待は持てない」
この言葉にはどういう示唆が含まれているかと言うと、話の切り出し方で共感度が変わってくるということです。
話を長くすると、「今の現状も良くしたいし、もちろん、将来的にも良くなってもらいたい」とほとんどの方が言います。
つまり、話の切り口を間違えると、そこで終わってしまうということです。
臨機応変に話の切り口を変えよう!
ただ、よくよく考えると、結局は下記のようなプロセスの違いで、まちを良くするという目的は同じです。
「身近な悩みを解消し、その連鎖で将来のまちを良くしていく」
「将来の理想像を描き、それに近づけられるように、今の悩みを解消していく」
経験則ですが、政治家の中には「自分のまちの未来がどうなるかを考えるよりも、すぐに1,000円をもらえる方法を欲しがる人がいる・・・」といったニュアンスの気持ちが見え隠れする人も多いです。
そうなってしまうと、「なんだ偉そうな政治家が。自分は悩みがないから好き勝手理想論ばかり言って・・・」と市民と溝ができてしまいます。それでは、とてももったいないです。
そのため、「個別の話→全体の話」、「全体の話→個別の話」という話の流れを2つ用意しておいて、その場の雰囲気で話し方を変え、想いを伝えていくと良いと思います。