自営業をしていたり、海外ビジネスを行っていると、動きながら考え、臨機応変に対応をしなければいけない局面も多いです。

良く分からない忙しさを感じます。実際に、2年前の新婚旅行のニューカレドニアからスカイプやメールで指示を出していました・・・思い出したくない過去です。

そのようなことが続いた結果、順調にことがすすむと逆に心配をするようにもなりました(汗)

ただ、そのような「忙しさ」については、客観的にどのように忙しくなっているかを見極める必要があるように思います。

たとえば、忙しくつらいことが、ある種の充実感につながり、そのエネルギーがプロジェクトを進めるために必要な要素だと感じることもあります。

一方、忙しく思考能力が低下しているときの質の低い判断の結果、さらに忙しくなっているということもあります。そうなってしまうと、忙しくつらい状況は質の低い自分の判断を隠す言い訳になってしまいます。

忙しさは充実感につながりやすいですが、充実感がアウトプットの質や成果とつながるかは別問題です。

さらにやっかいなのは、忙しさを良しとすると、無意識のうちに関わっている周りの人に対してもそれを求めるようになることがあります。自分も無意識のうちに「あいつは、はやめに作業が終わって、今は作業がないから、これも任せよう!」という風に、どんどん仕事を振ってしまっていたこともあります。そうすると、「面倒くさいことを任されるから、報告はあとにしよう」と思われてしまいます。そのように「やらされ感」が出てしまうと、長期的な成果の質は低くなります。そのため、経営者としては、周りが忙しさやつらさを感じないプランを作ることが必要だと感じます。

今年の目標は、「風間君、最近忙しい?」と聞かれたときに「暇です!」と説得力を持って答えられるように、余裕を持って過ごせるようになりたいです。

「その忙しさは本当に必要ですか?」という問いを常に持つことが大切だと感じました。